虫愛づる子どもたち

 夏休みが始まって1週間。

 

この日、木工室の前のプラタナス広場に積んである材木置き場から、大量のカブトムシが捕れました!

 

この材木は、前の台風で井の頭公園の木々が倒れたとき、見事な大木なのでいただけないかと明星の木工の先生たちが交渉、OKが出て公園から運んできたものです。

リヤカーで6往復!の重労働だったそうです…先生方、ありがとうございます!

 

木工室の前に積まれた大木は、絶対に虫たちには最高のゆりかごだなあ…と思っていました!

案の定、大量に誕生していたようです!   

この日は、もはやカブトムシ乱獲状態となり、

みんながワイワイと盛り上がり、カブトムシと楽しく戯れるなか、

3年のきおくんは1人、うっとりするような「虫愛づる」表情で、

上から下までじっくり観察していました。

 

7月に入ってから、すずかけにやってきた虫たち。

左は美しいタマムシ。玉虫色に輝いていて、ウットリ。

右は、ヤゴの抜け殻。完全な形で残っています。中が透けているのが見えますか…?


虫好きの多い、すずかけの木。

見つけると、宝物のように大喜びして持ってきます。

苦手という子も、「見せて」と寄ってきては、「うわ~」と逃げたり…。

どの虫もよーく見ると、本当に繊細に出来ていて驚嘆します。

すずかけのおうちの前では、

川づくりが行われていました。

最初は、意図的にコントロールして流れを作っていましたが、いつしかひたすら水を流しまくる遊びに…!

 

そこへ、カブトムシ狩猟チームが戻ってきて、この川でカブトムシの熱中症対策?!

カブトムシたちも一緒に水浴びをしました。



この日は、いっちゃん(顧問の一瀬先生)が、羊毛フェルトでペーパーウエイトを作るものつくりを教えてくれました。

やりたい子が、総合学習室Ⅱに集まって、いっちゃんの説明を聞きます。

 

好きな色の羊毛フェルトを広げて、中身となる石を包み、そこに石鹸水をかけてひたすらなでつける!

作業自体は、そんなに複雑ではないのですが…フェルトをなでつけて石をきれいに包むのは、なかなか難しい!

でも、世界に1つの、思い思いのペーパーウエイトが出来上がります。頑張れ!

 

(スタッフ:あんこ&ことこ)