すずかけで過ごす放課後

明星学園に学童クラブを作ろう!と有志で頑張っていた頃、「明星学園の子どもたちが過ごす放課後って、どんなものなのか」とみんなでいろいろ考え、話し合いました。

 

あれから8年、当初考えていたよりずっと大所帯になった「すずかけの木」では、もともとの大人の思惑を超えて、子どもたちは自由に伸び伸び過ごしています。

 

子どもたちが「やりたくない」ことはすっかりすたれてしまったし、

「やりたいこと」はいつもいっぱい、どんどん広がっていきます。

 

放課後のほんの数時間だけですが、

みんな、いろんなことをして遊んでいます。

(左上)1年生に人気の登り棒。落ちても大丈夫なように下がふかふかになったので、さらに居心地◎

(右上)1~3年生が混ざってサッカー。子どもたちが「第2グラウンド」と呼んでいる、実は搬入路。

(左下)いちょうの広場の赤井米吉先生の像が、いつも「だるまさんがころんだ」の拠点。

(左上)てつぼうの上と下で、仲良しのおしゃべり。

(左上)スタッフとの「秩序あるチャンバラ」。3年生男子を軽くいなす剣道部出身スタッフ。

(中上)オセロ好きの5年生は毎日飽きずにいろんなスタッフに対局を挑む…。
(右上)カプラを積み上げて、身長を超えました~! 崩さないように…と息をつめた共同作業でした。

 

(左下)カメキチもビオトープで散歩…気持ちよさそうに泳ぐ姿も見られます。

(中下)けん玉、突如やりたくなるものらしく…

(右下)すずかけのおうちのなかでは、静かに本を読む姿もあります。

 

たっぷり遊んでも、まだまだ遊び足りない…

 

そんな顔をして、みんな元気に帰っていきます。

同じ方向の子どもたちで、集団下校。

 

夕方の空気のなか、わいわい時間をかけて?

帰っていく姿は、どんな時も変わりません。

 

毎日起こるいろんなことを、どんどん吸収して、

樹々が枝葉を伸ばすように

ぐんぐん成長していくのでした。