5月21日、年に一度の、すずかけの木の総会が開催されました。
2022年度の活動報告・2023年度の活動計画の報告や、2023年度の運営委員の選出、決算予算の説明と決議が行われる、年に一度の機会です。
昨年度に続き、今回も対面で、明星学園の小中体育館で開催されました。
コロナ対策で2年間オンライン開催が続いた後なので、皆で集まれる機会があることのありがたさ、大切さを改めて感じます。
開会の辞に続き、明星学園平田理事長から、すずかけの木創設時のエピソードをお話しいただきました。創設時の保護者の方々の「明星らしい学童を作りたいという」強い気持ちを意気に感じたこと、場所の確保などにも様々な検討があって、今のすずかけの木ができた経緯など、とても興味深く聞かせていただきました。
また、常勤スタッフの皆さんからもお話をいただきました。
すずかけの木は、みんなにとっての「居場所」であり、卒業して中高生になってからも、ふらっと来て子どもたちと遊んでくれたり、といったエピソードや、失敗やうまくいかないことも含めていろいろなことを体験して、自分の好きなことを見つけていってほしい、という想いを伺いました。
スタッフにも明星学園を卒業してから戻ってきてくれた方が多いそうです。子どもたちに寄り添い、日々全力でぶつかっている、という熱い気持ちも語られました。
入所を希望する人が増え続けており、活動場所の確保や、新入生の受け入れをどうしていくかという問題など、新年度もいろいろ課題はあります。
しかし、創設当時の経緯や、スタッフの方たちの想いを聞くことで、スタッフと保護者みんなの力と知恵を集め、学園からもご協力をいただきながら、すずかけの木をしっかりと継続させていきたい、と再認識する良い機会になりました。
（4年生保護者）
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