すずかけの木に、新たに楽しい活動が増えました! それは…手芸です!
すずかけのおうちには、有難いことに毛糸や布地など「子どもたちにどうぞ」と寄付していただいたりもして、材料もあり、子どもたちの数が少ないときは、手芸が得意なスタッフが暇を見つけて教えたりしていたのですが、このところ人数が増えてきて、なかなか教え切れない…ということが続いていました。
せっかく、子どもたちに「やってみたい!」気持ちがいっぱいあるのに、なんとかできないかなあ…と思っていたところ! 素晴らしい救世主の皆さんが降臨してくださいました!
明星学園の保護者、元保護者による手芸サークル「ちくちくの会」の皆さんです。
「手芸をやってみたい子どもたちがたくさんいるのですが、もしよかったら、教えに来てもらえませんか…」とお願いしてみたところ、「なにか貢献できることがやりたかったのよ~!」と快く引き受けてくださったのです!
「ちくちくの会」自体も、コロナでしばらく活動できていなかったそうで、新たにメンバーを募ってくださって、月に2~3回ボランティアとして来てくださることになりました。
最初に来てくださったのは、まだ早春の頃。
編み物を教えてくださるところから、始まりました。
男女問わず、ものつくりが好きな子どもたち。
早速熱心に教わります。
最初はすぐにうまくはできませんが、
つきっきりで根気よく教えてくださいます。
上手にできると
「すごい、すごい!」「よく頑張ったね!」
と手放しでほめてくださるので、子どもたちも自信をもって、取り組んでいます。
とってもかわいい作品が仕上がるので、子どもたちも大喜びです!
仕上げを、ちくちくの皆さんが手伝ってくださることもありますが、毛糸でこんな素敵な作品ができるんだ!という驚きと感動があります。
5月頃からは、素材も涼しげに、100均で見つけたという、カラフルな滑り止めシートを使ってはどうかと提案してくださいました。
大きな目があるので、糸を通しやすいのです。
端をカラフルな糸で縫い留めてお財布にしたり、刺繍のように模様を入れてブレスレットにしたり…!
とっても素敵な仕上がりになるので、大人気。
それぞれ思い思いの工夫をしていました。
ちくちくの皆さんのすごいところは、毎回子どもたちに根気よく教えてくださるだけでなく、
「こんなふうにしたら、糸運びを覚えられるかも」
「次はこんなこともできるね」
と、考えて指導してくださるところです!
←こちらは、ちくちくの会の方が考案してくださった。穴あきシート。
厚紙に穴を開け、順番を書いて、その順番通りに糸を通していくと! なんと、「なみぬい」や「かえしぬい」ができるというもの。まずこのシートで練習してから、作品に取り掛かるとうまくいくそうです!
最近は「今日、ちくちくある?」と聞いてくる子が増えました。あると知って、走っていく子も多数。
いつもはやんちゃな3年生の男の子たちが、すっかりハマって通い、「これ、お父さんに誕生日プレゼントにあげるんだ」と言って頑張って作品を作ったりするので、思わずほっこりしてしまいます。
ちくちくの皆様、そんな子どもたちの様子をともに喜んでくださり、素晴らしい活動を支えてくださって、本当にありがとうございます!
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