係紹介〜「IT係」編 【保護者のブログ】

冬休みが終わり、いよいよ3学期。あっという間に来年度が視野に入ってくる時期になりました。

 

「すずかけの木」は保護者による自主運営の学童で、子どもがすずかけに入会するとその保護者は全員、何かしらの「係」を担当することになります。

経営的な視点からすずかけ全体の運営を担う「運営」係、新入生への説明会や歓迎会を担当する「新入生」係、“すずかけのおうち”の安全面を点検したり、庭で育てる作物を選定したり庭を充実させる役割の「環境」係などさまざまな係があります。

 

すずかけブログでは、翌年度の係決めに向けてさまざまな係の活動内容を知って頂けるよう、年に何度か係活動のご紹介をしています。

今日は2年前に新しくできた「IT係」の保護者さんへのインタビューを通して、IT係のご紹介をしたいと思います。

 

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■ IT係のお仕事はどのような内容ですか?

保護者間同士や係間同士のコミュニケーションをIT面からサポートをすることです。

以前はメールでのコミュニケーションだったため、年度始まりはGoogle GroupのML設定やトラブルシューティングを行ったりしていました。今年度は、昨年度に係間コミュニケーションツールの選定を行った結果、kintoneの導入が決定したので導入の諸々(システム設定・ヘルプ作成・ユーザーサポート)を行いました。

それ以外にも過去には、「スタッフの有給算出プログラム」や「GmailからSlackへの転送プログラム」の作成を求められたりすることなどもありました。IT係にいる保護者のスキルに応じて、その時々の保護者のニーズに応える係活動を行っています。

 

■活動頻度は?

kintone導入当初は頻繁に連絡を取り合いましたが、現在(2024.1)は落ち着いています。

基本的に月1でオンラインミーティング(通常は長くても1時間程度)を行い保護者会で報告するルーチンですが、ここ数ヶ月は大きな活動がなく、年度がわりに向けてこれから引き継ぎ等の方針決めや告知など活発になっていく予定です。普段はほとんどkintone上でやりとりしています。

 

■係をやって(始めて)良かったこと・面白い点

業務量が多かった運営係からIT業務を切り出した形でIT係を立ち上げて2年目になります。

私自身も運営係からIT係に移動しました。“自分自身が関わった組織の引き継ぎ体制を整える”ことが、個人的に胸に秘めているライフワークなのですが、すずかけの各係においても引き継ぎ関連を本年度でまとめられる見込みとなりました。広報係2年・運営係2年・IT係2年の合計6年でやり残した事はないなという気持ちになっており、6年生の娘と一緒に晴れ晴れとすずかけを卒業できます。6年間の係活動の中で様々な価値観の方と同じ時を過ごせた事は宝であり、私の人生において楽しい思い出が詰まった期間となりました。学年を飛び越え係活動が終わってもずっと付き合っていきたい人、つきあえる人が何人もいることは本当に幸せです。

 

■係として感じる課題はありますか?

今年kintoneを導入してみて、「使いやすくて助かった」という声もあれば「使いづらい」という声もありました。よりよいツールはどんどん世に出てきますし、IT係に求められるニーズも様々だと思います。常にその時の保護者の意見を吸い上げられるような仕組み作りがあると良いように感じています。

 

■せっかく導入したシステムが継続的に使われないとしたら残念ではないですか?

それは全然思いません(笑)。その時にやる気がある人がやりたいようにやればいいと思っています。来年の保護者たちがまた選べば良い。

決まっていることをするのが得意な人もいますし、決まっているのが嫌な人もいます。私は決まっていたら嫌な方で(笑)。これをこの通りにやってくださいと言われるより、ここが困ってるけどどうしたらいいか、みんなで考えてやっていきましょう!という方がやる気が出るんです。だから来年の方たちが今あるシステムを使いたければ使えばいいし、新しいものにしたければまた考えればいいと思います。

 

■IT係として、今特に必要とされているスキルはありますか?

困っている人を自分のIT力で助けたい人、でしょうか。プログラムを書けても、システムを作れても、気持ちがなければそれを役立てることはできないので、特定のスキルというよりは、サービス精神があり、課題解決をしたいという気持ちがあることが一番大切だと思います。

 

■IT係を検討されている方に一言

私はwebですが、SEやプログラミングなどお仕事でITに関わっている方がこの係を検討されることが多いと思います。自分が持っている専門性やスキルを、子どもが長い時間を過ごすすずかけのために役立てることができるのがIT係の魅力であり醍醐味です。

決まった運用を行うも良し、新たなツールを導入するも良し、その年度年度で集まったメンバーがやりたいようにやることが一番大事なことであり、明星らしくあるように思います。親も「個性尊重・自主自立・自由平等」に係活動を楽しめるといいですね。

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いかがでしたでしょうか。あるものを踏襲しても良し、新たに作るも良し、その時にそこにいる人がやりたいように決めればいい。でも引き継ぎ資料はしっかり残す……明星らしさとHさんのお仕事への美学が垣間見られたIT係インタビューでした。係選びの参考にしていただけたらと思います。ありがとうございました!

 

3年保護者

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2月の子どもたち~雪が降ったよ!~ 【スタッフのブログ】

2月に入ってすぐ、東京に雪が積もりました。

積もり始めた雪に、子どもたちは大喜び!

 

ただ足跡をつけて歩くだけでも楽しい!

降る雪をものともせずに、外で遊んでいました。

 

雪合戦をするのかな~と思ったら、

「つめた~い」「さむ~い」と言って

そこまででもなかった…

 

しかし一方では、「雪、おいしい~」という声も…

えっ! 食べたの…⁈

 

 

 

 

 

 

翌日は雪の影響で、学校は3時間目から登校。

 

子どもたちが来る前に、

スタッフのようへいくんが雪よけをしている…

 

…と思ったら、雪だるまを作っていました!

雪って、やっぱりちょっと楽しいもんね!

 

放課後、すずかけに来た子どもたちがやってきて、

さっそく雪だるまに傘を被せたり、体を太らせたり。

 

あ! 自主的に子どもたちが雪よけをしている…

…と思ったら、マンホールの上に積んで

上からジャンプしてマンホールに雪を落として

遊んでいました。

 

雪合戦も始まっていました。

雪でずいぶん遊んだね!

 

さて、はや3学期も半ばとなり、

春から一緒に過ごしてきた仲間との関係ができあがってきている様子が見られます。

 

学年が違う仲良しが一緒に遊んでいたり、

遊ぶ中で、1年生が自分たち同士で話し合いをしていたり…

 

見ていて、みんな、すずかけの「仲間」になってきたな~と思います。

 

おやつスタッフの提案で、

おやつに、新たな試み「バイキング方式」が登場!

 

4年生が手伝ってくれて、

バイキングの準備。

 

みんな自分でよそったり、取ったりします。

食べられる分だけ…ということでしたが、

多めに作った「和風混ぜご飯」と「人参スティック」がみるみるなくなっていく~!

見事に完食でした!

 

こんな楽しい食べ方も、1年生を含めたみんなが

おやつに慣れてきていたからだね。

 

3学期のこれから、そして春休みが楽しみです!

 

(スタッフことこ)

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