すずかけの夏休み 活動の一コマを紹介【保護者のブログ】

2学期の始業式を終え、

学校生活のリズムに戻ってきた頃…

娘が一言

「はやく すずかけの ふゆやすみに ならないかな〜 」

 

えーーーっ、9月早々に⁉ 早い‼ と言葉が出そうでしたが(笑)

 

長い長い小学生の夏休み。

すずかけで過ごした夏休みを、一言で振り返ると、本当に楽しそう‼でした。

 

家に帰ってくると、

毎日の遊びのことや、顧問の先生方の活動でのこと、お友達との出来事、新たな発見、

 

さらにはスタッフの方からおもしろいような怖〜い怪奇話まで(ザ・夏!ですね)

 

とても生き生きとした表情で、話をしていた我が子。

 

その姿から、充実した日々を、本当に楽しんで過ごしている様子が伺え、子どもたちにとって、なんて素晴らしい居場所なのだろうと

 

保護者としては、スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいな夏を過ごしておりました。

ありがとうございます!

 

さて、今回はすずかけでの夏休み中の一コマを紹介したいと思います。

 

夏休み中は週に2回ほど、

顧問のおーせんこと、大野映子先生と、

かわまっちゃんこと、川松泰美先生が

それぞれ読み語りや、みんなで詩の朗読をしてくださっているそうです。

 

お二人の顧問の先生方により

8月10日に「平和を考える」活動が行われるとのことで

1年生〜3年生の低学年対象の日に、飛び入り参加させていただきました。

 

「なぜ、人は戦争をするのか?」今日のテーマです。

「みんな、ケンカするよね。なんでだと思う〜?」 

という、かわまっちゃんの問いに次々と手を挙げて、積極的に発言をする子どもたち。

 

「おもちゃがほしーい」

「自分の場所がとられた!」

「はじめに言ったルールと違うから」

 

などなど。色々出てくる出てくる。

 

みんなの意見をじっーと、話を聞いている子もいます。

 

日常の中の、兄弟姉妹のやり取り…お友達同士の衝突…

どれも、誰もが感じたことがあったり、経験したことがあったりするよね。

 

さぁ、規模が大きくなります。

かわまっちゃんが分かりやすい言葉を使い、丁寧に説明してくださいます。

 

国と国同士にまで話が広がりました。

“せんそう” という言葉が漠然としたものだった子も

きっとイメージはついてきたのではないでしょうか。

 

ここで、次のかわまっちゃんの質問は

「戦争をなくすには、どうすればいいと思う?」

 

6人ずつのグループに分かれて、話し合いです。

あ〜じゃないか、こ〜じゃないか

積極的に意見する子、それをまとめてくれる子、仕切ってくれる子

上級生の話をしっかり聞いている子など。

 

みんな一人一人、それぞれの役目で、話が進められていきます。

 

最後に各グループの代表の一人が、グループ内のみんなでまとめた意見を発表しました。

そんなみんなの姿にほっこり。

 

決して一人では経験できないこと。

毎日の生活の中で、小さな体験を積んでいって欲しいですね。

 

このような縦割りの環境で、同じ時間を共有できる場があることは有り難いな〜と参加させてもらいながら見ておりました。

 

活動の時間の終わりには

『わたしの「やめて」』 という戦争と平和を見つめる絵本を

読み聞かせてくださいました。

 

すっーと引き込まれる、かわまっちゃんの読み語り。

みんなしっかり聞いていて、

普段の読み語りの時間も、きっと楽しい時間なんだろうな〜

と想像させてくれるような、子どもたちの姿でした。

 

 

今日はみんなでたくさん考えたり、話をしたね。

みんなの心には、どんな思いを感じたかな?

 

かわまっちゃん、おーせん

いつもありがとうございます。

 

おまけ

 

すずかけのおうちに寄らせて頂くと、

そこには皆んなが作った色とりどりの鶴が、たくさんいました。

 

千羽鶴にして広島と長崎に送るそうです。

 

それにしても、こんなにちっちゃい鶴だったなんて!

とっても可愛い!! 

 

4分の1の大きさの折り紙で折っているそうです。

一生懸命折ったんだね〜!

 

思いのこもった小さな鶴たちに

みんなの頑張りが詰まっていました。

(一年生保護者)